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新品 :60382142303
中古 :60382142303-1 |
メーカー | 1ba9a20ab89c | 発売日 | 2025-06-10 02:11 | 定価 | 25000円 | ||
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カテゴリ |
不昧公の正室・方子と娘・玉映の落款
閉じる「人非木石皆有情」白氏文集・漢詩文の落款
閉じる仙台藩医・木村寿禎の落款
閉じる原本の断層画像写真
閉じる左が柏木、右が夕霧(国宝・源氏物語絵巻)
閉じる手紙を読む夕霧(国宝・源氏物語絵巻)
閉じる女二の宮(落葉の宮)を訪ねる夕霧
閉じる女二の宮の母の邸にたたずむ夕霧
自筆「源氏物語」の「夕霧(ゆうぎり)」の巻は、禁裏(京都御所)において書かれたものです。清水卯一 ★ 灰釉茶碗 ★ 共箱栞 ★ 人間国宝 ★ 枇杷風の肌が茶映えの良さそうな逸品 ★検 清水保孝 石黒宗麿 原清 ★。
「夕霧の巻」の主人公「夕霧」は、国宝「源氏物語絵巻」の中に柏木を見舞う柏木として描かれている
自筆「源氏物語」の筆者である「大炊御門宗氏(おおいのみかどむねうじ)」は、室町時代の第103代天皇である後土御門天皇(ごつちみかどてんのう)の曽祖父です。裏千家 8代 一燈 箱 光悦作 黒楽茶碗 黒茶 旧家より。
したがって、出品した自筆「源氏物語」は、天皇の曽祖父の貴重な自筆です。【金閣】茶道具 小川長楽造 黒楽平茶碗 在銘 共箱 旧家蔵出(XA578)。大炊御門宗氏の長男・信宗の娘が大炊御門信子(のぶこ)であり、信子は後花園天皇の寵愛を受け准后として御所に居住し、皇子を生み後に第103代後土御門天皇として即位し、信子は生母・皇太后となる。【銀閣】茶道具 蔵六作 柿天目 茶碗 在銘 旧家蔵出(AZ958)。現在の今上天皇と系譜がつながっている。清水公照 離世窯 茶碗 h707。
関白・近衛基熙(このえ もとひろ)は、後水尾院(第108代後水尾天皇)の皇女・常子内親王と結婚。◎◎利休kura茶道具RiQ蔵◎◎ 茶碗 / 加藤松香 大根かぶら 京焼 / 共箱【骨董・美品】。二人の皇女・熙子(ひろこ)は、甲府藩主・徳川綱豊と結婚。京焼 染付 茶入 茶道具 箱 検: 道八 裏千家 表千家 古唐津 古伊万里 志野 織部 大海茶入 茶道具。綱豊は、のち第六代将軍・徳川家宣となり、熙子(ひろこ)は将軍家宣の正室となった。【銀閣】三浦竹軒 作 筒茶碗 旧家蔵出(AZ956)。近衛基熙は、千利休の孫・千宗旦との茶会の交流(下記に掲示)で知られると同時に、第111代・後西院天皇や後水尾天皇を主賓に迎え茶会を開催。【茶道具】人気陶芸家 木村盛伸 粉引花瓶 共箱 共布 師:清水卯一 花入 花器 保証品。茶会の際、基熙が所蔵する藤原定家・自筆の「定家色紙」を持参した記録がある。京都の大きなお寺より 茶碗2つセット 箱なし 1006V7G。基熙は、他にも朝廷・幕府の間で茶会を何度も開催した記録が残っている。鳳】平安 萬珠堂 陽山 造 黄瓷彫刻紋 鉢 外径21cm 共箱・黄釉陽刻波に鶴文鉢・ 煎茶道具。(資料の記録は下記に掲示)
出品した「源氏物語」は、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)」の自筆です。:即決【古都京都】「茶引き臼B-243」茶道具・鉄瓶.蒔絵〝江〟。
自筆「源氏物語」の書の特徴から高松宮系統と称されるものです。【骨董・茶道具】★高橋道八★★乾山写雲鶴文角鉢 向付 em123wb. 仁阿弥道八 和食器。「源氏物語」には、応永五年(1398)~応永十三年(1406)までの複数の年号の記載があることから、少なくとも応永五年から8年間にわたり書かれていることがわかる。楠部弥弌 三島茶碗 趣ある名品☆c510。このため後醍醐天皇の宸翰(しんかん・天皇自筆)にかなり近い年代に書かれていることがわかる。◆三浦竹軒 鶏図茶碗◆b519。また、各巻ごとの書かれた年については不明。【アンティーク】鎌田幸二 窯変銀漿天目盃 共箱 共布 古美術 骨董品 京焼・清水焼 五客 未使用。従って、応永五年とは、書き始めの年である。京焼 鉄釉文 灰釉 抹茶碗 茶道具 アンティーク抹茶碗 蔵出し 平茶碗 1客。また、落款から、後年、近衛基熙(1648~1722)の所蔵となり、時代が下って、松平不昧公の手にわたり、正室・方子の所蔵となったものである。茶道具 抹茶茶碗 粉引 吉祥紋 茶碗 陣内窯 作 紙箱入り 9304772。近衛家で永く保存されておりましたので、保存状態は極めて良好です。古風な味わいの作品! 昭和期ビンテージ 茶道具 信楽焼 瓢形水指 在銘品 箱無し 1970年代 KEN512。
大炊御門家は、平安時代末期摂政関白藤原師実の子経実・治暦4年(1068)~天承元年(1131)を祖として創立された。【骨董・茶道具】★千家十職 永楽善五郎(十六代即全) 鵬雲斎書付★★乾山写竹茶碗 ys025sdl.8.。大炊御門北に邸宅があったため「大炊御門(おおいみかど)」を称する。2846 江戸期 作者不明 在銘 赤楽茶碗 検 楽焼。初代、経実の子経宗は平治の乱で平清盛方の勝利に貢献。:【古都京都】「錫製茶壷③」茶道具・茶入れ.鉄瓶〝江〟。また、二条天皇の外戚として勢威をふるい、左大臣に昇った。大渡・茶入れ☆和楽作・共箱・定価2300円・状態良好★拡大画像満載☆。出品した「源氏物語」の筆者・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)は、大炊御門家13代の当主で南北朝時代から室町時代前期の公卿。栄耀栄華を極めた藤の花の華麗な開花のような源氏一族の繁栄を記した・自筆「源氏物語」藤裏葉(ふじうらのは)原文・茶道14-B。応永5年(1398年)に従三位となり公卿に列する。李朝 粉引 粉引茶碗 抹茶碗 茶道具 蔵出し アンティーク李朝 1客。備前権守、参議、権中納言、権大納言などを歴任し、応永27年(1420年)に内大臣に昇任した。越前焼 備前焼 抹茶碗 灰釉 アンティーク茶道具 平茶碗 蔵出し 1客。
旧・所蔵者の近衛基煕は、「源氏物語」に造詣が深く、「源氏物語」の注釈書『一簣抄』(いっきしょう)を著(あらわ)しております。宇治の姉妹(桐壺天皇の皇子で朱雀天皇の皇太子・八の宮の姫君・大君と中の君)の物語・自筆「源氏物語」椎本(しいがもと)原文/茶道36-B。炊御門宗氏・自筆「源氏物語」は、近衛基熙が研究のために収集し、のちに出雲松平家に伝わり、松平治郷の正室・方子が鑑賞していたものです。茶道具 抹茶茶碗 赤楽 茶碗 川嵜 和楽 造 茶道 t 9741835。近衛基熙が所蔵する自筆・「源氏物語」の中で、最も美しく繊細な筆致で記された平安時代の文字に最も近いとされております。楠部弥弌 刷毛目茶碗 味わい深い逸品k857。数ある自筆「源氏物語」の中で、第一級品と称される貴重な自筆です。桂山作 百本立 茶 茶道具 即決。
出品した「源氏物語」は夕霧(ゆうぎり)の内容の要旨
『源氏物語』五十四帖の巻名のひとつ。■三和堂■今井政之 清水公照筆 御本手茶碗 旭日青天 茶道具 共箱 気品ある作品!!。「夕霧」の巻名は、夕霧が柏木の正室(朱雀院の姫君・女二の宮)落葉の宮に書き送った和歌「山里のあわれをそうる夕霧に立ち出でん空もなき心地して」による。越前焼 備前焼 抹茶碗 灰釉 アンティーク抹茶碗 平茶碗 蔵出し 1客。源氏の君と葵の上の長男・夕霧は、病にふせる柏木を見舞う場面は、国宝「源氏物語絵巻」に美しい画像として描かれている。【大幅値下げ!!!】YK41 山川巌造 色絵茶碗 七宝文様(木箱)【新品】。柏木は、自分がなきあとの正室・女二の宮(朱雀天皇の皇女)の行く末を案じ、友人の夕霧に遺言として女二の宮の後事を託す。Y10082 「宇野 徹」白磁 白瓷 茶碗 平茶碗 茶道具 共布 共箱。柏木なきあと、落葉の宮と称される女二の宮の世話をするために法事の世話などの用事にかけつけて落葉の宮をあう。川崎和楽 赤楽 嶋台茶碗★金銀一双★味わいのある見事な逸品★a737。そこで、恋心がつのった夕霧は、落葉の宮との結婚を願うようになる。宇治の姉妹(桐壺天皇の皇子で朱雀天皇の皇太子・八の宮の姫君・大君と中の君)の物語・自筆「源氏物語」椎本(しいがもと)原文/茶道29-B。夕霧と会う落葉の宮を心配する母の一条御息所は、心配のあまり夕霧に手紙を送る。【睦】 京焼 清水六兵衛 染付 菊文 茶碗 清水焼 茶道具抹茶 共箱■。だが、その手紙は夕霧の正室・雲井雁の発覚によって夕霧に渡ることはなかった。新開寛山 黒釉窯彩茶碗 素晴らしい景色t728。娘・落葉の宮の出家の希望を聞いた父・朱雀院(前朱雀天皇)は、一条宮の邸に連れ戻される。八の宮(桐壺天皇の皇子で朱雀天皇の皇太子)匂宮(今上天皇の皇子)と薫の君を歓待・自筆「源氏物語」椎本(しいがもと)原文/茶道19-B。しかし、夕霧の希望により落葉の宮との対面の機会が生まれ、二人は婚儀を行なう。【骨董・茶道具】★平安 大丸北峰★★雲錦茶碗 en056yb42.vb8. 紅葉。源氏の君と紫の上はこれも運命と考え忠告するのを控える。『新品』 三代・佐々木松楽作 赤楽茶碗 桐共箱。夕霧と結婚した落葉の宮は、その後、多くのこどもを授かり幸福な時を過ごす。楽十三代 惺入 赤茶碗「寶珠」二重箱 裏千家淡々斎☆c480。
自筆上部の「人非木石皆有情」人木石に非ざれば皆情あり「人は木や石ではない、心と言うものを持っている」の漢詩の落款
漢詩は「白氏文集」の中の有名一節です。玉鬘の姫君の娘(大君と中の君)、冷泉院(前冷泉天皇)と今上帝から求婚される・二人の天皇からの求愛物語「源氏物語」「竹河」24-B。夕霧の巻の一節「岩木よりけになびきがたきは、契りとうてにくしなど思うやうあなるを」の一文による。【風流庵】 『和文字』 平安・川崎和楽作 ★ 赤楽 茶碗 桐共箱。夕霧の巻の原詩は「木石」であり、夕霧の巻は「岩木」であるが、古来「白氏文集」に由来されているとされる。京都の大きなお寺より 茶碗2つセット 箱なし 1006V8G。押捺の詳細な理由は下記説明欄に記載
(自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。【風車】佐々木松楽 造 赤楽茶碗▲共箱▲楽焼 平安松楽▲茶道具 茶碗 抹茶碗 在銘 茶器 陶器 陶磁器。)
大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」近衛基熙・旧蔵の来歴については下記「説明欄」に記載
《「源氏物語」夕霧(ゆうぎり)の巻》
「夕霧」の巻は英文で「Evening Mist」と表記されます。小山富士夫(古山子)辰砂茶碗 味わい深い逸品 r608。
《原本上部に「人非木石皆有情」(人木石に非ざれば皆情けあり)漢詩の落款が押捺。【No.54】茶道具 茶道 京焼 平安草山 黒天目 茶碗 器 茶器 美品 中古品。夕霧の原文に引用されている。U02105 佐々木禅 燿珠天目 茶碗 天目 茶道具 /DC。》
(自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。八世乾山 如仙 茶碗 飽きのこない一品です★x580。)
「自筆原本」
自筆右下二つの印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室・方子・と娘の幾千姫(玉映)の落款。尾形乾山 人物図 茶碗 共箱 茶道具。
自筆上部の「人は木や石ではない、心と言うものを持っている」の漢詩の落款
漢詩は「白氏文集」の中の有名一節です。13318/赤楽 茶碗 和楽造 栞付 未使用 共布共箱 茶道具。
《原本中の凹凸はストロボの影響によるものです。【風車】京焼 小川欣二 造 乾山写 浅皿茶碗▲共箱▲茶道具 日本芸術院会員 小川文齋 日展審査員 清水六兵衛に師事 蔵出 古玩。》
自筆下部の印は出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)の落款(印譜)
自筆が「古切」とされたのは江戸時代。新品 京焼 北村和善 煎茶茶器茶具 盃 5点セット 希少品 送料無料。古切に至る詳細な経緯は下記「希少価値欄」に記載
(1)・自筆の「原文の読み下し文」は次の通りです。茶道 茶器 三島茶碗。
《「源氏物語」夕霧(ゆうぎり)の巻》
《原本上部に「人非木石皆有情」(人木石に非ざれば皆情けあり)「白氏文集」の漢詩の落款が押捺・夕霧の原文に引用されている。【骨董・茶道具】★窯印有★★赤楽茶碗 向付 小鉢 em002w33.m8.。》
《おくらかし給ふへきにや》・・・・・とおほしたり。茶道具 惺入うつし 鶏 白茶碗 楽焼 三代 佐々木昭楽。
「女はかり、身をもてなすさまも、所せう、あはれなるへきものはなし。♯時代物 朝日窯造 古九谷風唐草模様 むし茶碗 9客 共箱付き!! 朝日焼 京焼 呉須赤絵 蒸し碗 むし碗 角福 骨董 懐石道具【多少の難有り】。
物のあはれ、をりをかしき事をも、見しらぬさまに引き入り、
沈みなとすれは、何につけてか、世に經るはえはえしさも、
常なき世のつれつれをも、なくさむへきそは。茶道具 楽焼 黒楽茶碗 時代物 極上品 初だし品 C3514。
おほかた、物の心を知らす、言ふかひなき者にならひたらむも、
生ほし立てけん親も、いと、口惜しかるへき物にはあらすや。◆宮地英香 歌仙 一双茶碗◆b585。
心にのみこめて、無言太子とか、法師はらのかなしき事にする、
昔の譬ひのやうに、あしき事、よき事を、
思ひ知りなから、うつもれ・・・・《なんも、いふかひなし。西村徳泉 千家三代 咄々斎 元伯 詩茶碗 素晴らしいお品t748。》
(文責・出品者)
「原文の読み下し文」は、読みやすいように「通行訳」としております。令和・天皇陛下即位記念 菊桐鳳凰絵 抹茶碗 陶楽 【未使用、未開封、完封品、非流通品】送料無料。
《「源氏物語」夕霧(ゆうぎり)の巻》
《夕霧、月明かりの下で恋する女二の宮(落葉の宮・朱雀天皇の皇女)とご対面》
《夕霧、女二の宮(落葉の宮・朱雀天皇の皇女)に後朝(きぬぎぬ)のお手紙を書き送る》
《夕霧と女二の宮(朱雀天皇の皇女・柏木の正室)の恋の手紙の往復》
《源氏の君、夕霧と女二の宮(朱雀天皇の皇女・柏木の正室)の恋の噂を耳にする》
《殿(源氏の君)は、紫の上に対しても、これまでのこと、これから先のことをご思案になっては、
こうした例を聞くにつけても自分がなくなったあとが気がかりである由を仰せになるので、
上(紫の上)はお顔を赤くなさって、
(紫の上)「情けないことを。●e2624 三代 三浦竹泉 抹茶碗 共箱 平安 竹泉 茶道具。そんなにいつまでもこの私をあとに残しておおきになるおつもりだろうか」》
・・・・とお思いになる。茶道具 抹茶茶碗 黒楽 馬盥茶碗 「楽」印 茶道 18-4817。
(紫の上)「女ほど、身の処し方が窮屈で、痛ましいものはほかにありはしない。◆永楽善五郎 乾山写 松茶碗◆b478。
しみじみと感に堪える情趣にせよ、折々の興をそそる風流事にせよ、まるであずかり知らぬふうに
おとなしく引きこもったりしているのだったら、何によってこの世を生きている喜びを味わったり、
また無常な世の中の所在なさを慰められたりすることができるというのか。粉引茶碗 粉引 京焼 抹茶碗 アンティーク抹茶碗 蔵出し 共箱 作家物 1客。
おおかた世間の道理のわきまえなく、役に立たぬ人間となってしまうのでは、せっかく一人前に
育てあげた親にとってもさぞ不本意なことではあるまいか。◆八世乾山 如仙 茶碗◆b510。
何事も心の奥におさめて、あの無言太子とやら、小法師たちがつらい修行の例とする
昔の譬(たとえ)話(ばなし)のように、悪いこと善いことのけじめをよく分っていながら、
黙っているのも・・・・・《まったくつまらないことだ。TN45 ◇◇ 焼元窯 七代 古瀬尭三 赤膚山 法隆寺 茶碗 茶道具 ◇◇。
自分自身としても、ほどよく身を処していくには、どうすればよいのだろうか」
と上(紫の上)がご思案になるのも、今はただ女一の宮(今上天皇の皇女)の御事をご心配になられるからであった。【真作保証】■ 五代清水六兵衛 ■ 御本茶碗 <230724050>。》
備考・女一の宮(今上天皇の皇女)の母は明石女御。和善 作 御室焼 京焼 茶碗 茶道具 抹茶碗 在銘 共箱 仁清写 仁和寺 箱書 書付 御室窯 中古保管品 陶器 三代 北村和善 昭和37年 壬寅。紫の上は女一の宮(今上天皇の皇女)を養育している。古山子(小山富士夫)粉引茶碗 味わい深い逸品 r560。
備考1・備考・宮(朱雀天皇の皇女・女二の宮)からのお手紙(実際には母君の代筆)を、雲居雁(夕霧の正室)に奪われた夕霧が理由をつけて取り戻そうとする。鳳】鎌田幸二 窯変天目釉 茶碗 共箱 煎茶道具 美品。
備考2・落葉の宮は、朱雀帝と一条御息所の皇女で、柏木の正室。茶道具 茶碗 橋本喜泉 仁清写 行幸 桃山窯 金彩 未使用 紙箱 札幌市。柏木は生前、友人の夕霧に落葉の宮の行く末を遺言として託していた。古萬古焼 古茶碗 中国古玩 煎茶道具 紫砂 朱泥 南蛮 木米 茶器 茶道具。
現代語訳の出典・「源氏物語」小学館刊・阿部秋生・東大名誉教授(1999年没)
備考・出品した自筆は、大炊御門宗氏・自筆で近衛基熙の旧・所蔵になるものです。【睦】平安「善昇」染付 色絵 金彩 盛上『老松』茶碗 山岡善昇 茶道具 京焼 清水焼 共布 共箱■。
《Evening Mist (夕霧)》
Since it chose to look upon women as useless, unfeeling creatures,
should it not pity the fathers who went to such trouble rearing them?
Like the mute prince who was always appearing in sad parables,
a woman should be sensitive but silent.
The balance was certainly very difficult to maintain―
and the little girl in her care, Genji's granddaughter,
must face the same difficulties.
英語訳文(英文)の出典:『The Tale of Genji』
Edward George Seidensticker(エドワード・ジョージ・サイデンステッカー)コロンビア大学教授(2007年没)
《夕霧》
想:“女人持身之,苦患之多,世无出其右了!
如果于悲哀之情、之趣,一概漠不心,只管晦默,
那安得享受世之、慰藉人生无常之苦?
况且一个女子无知无,形同白痴,
不辜父母育之恩而使他心失望?
万事藏在心中,像古代寓言中所无言太子,
即僧人所引苦之典型者,明知世事孰善孰,
却将意埋藏胸底,竟也太乏味了。玉鬘の姫君の娘(大君と中の君)、冷泉院(前冷泉天皇)と今上帝から求婚される・二人の天皇からの求愛物語「源氏物語」「竹河」26-B。
中国訳文の出典:『源氏物語(Yunsh wy)』
豊子愷(ほうしがい)中国最初の「源氏物語」翻訳者(文化大革命で没)
中央の写真(右から2番目)の写真が「源氏物語」夕霧の巻の末尾(原本番号73-A)の押印。仁阿弥道八 藍絵茶碗 風格のある作品 r706。
左端の2つの印が仙台藩主第五代藩主・伊達吉村の正室(冬姫)。均窯(きんよう)釉 夏茶碗 平安 杜(もり)造 銘 大空 大徳寺 黄梅主太玄。冬姫は内大臣・通誠の養女。小山富士夫(古山子)黒茶碗 味わい深い作品 s605。
冬姫は通称。李朝 抹茶碗 茶道具 鼠釉 朝鮮陶器 アンティーク抹茶碗 蔵出し 1客。正式な名は伊達貞子。【6014】お茶道具 手塚玉堂 作 彩磁 とんぼ絵 平茶碗 共箱(初品・買取品)。左端の写真は「夕霧の巻」末尾の拡大写真。◆波石造 呉器形茶碗一双 倣画所左近衛将監光文 土佐光文(藤原光文)◆b498。
左上は、「人非木石皆有情」の印。大樋松笠香合 大樋長阿弥作266clbc。左下は仙台藩の家紋印
右端の写真上は仙台藩主(伊達家)正室一覧表の表紙。【骨董・茶道具】★二代 小川長楽★★赤茶碗 zn069sj.8.。表紙の下は一覧の拡大写真(仙台市立博物館・刊行)
(奥書は、令和2年11月29日に蔵の中の桐箱から発見されたものです。【和 (7681) 時代古作 佐々木二六作 白釉茶碗 共箱有 茶道具 水月楽山。)
(出品した自筆の「断層画像写真」(夕霧の巻)MRI 39―47B
自筆下二つの印のうち下は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)」、上は娘の幾千姫(玉映)の落款
「源氏物語」「夕霧の巻」主人公・夕霧の資料
下記写真は、国宝「源氏物語絵巻」の中に描かれる夕霧。八の宮(桐壺天皇の皇子で朱雀天皇の皇太子)匂宮(今上天皇の皇子)と薫の君を歓待・自筆「源氏物語」椎本(しいがもと)原文/茶道21-B。
病床の柏木を見舞う夕霧。寿山老人【寿の子】茶碗★味わい深い景色★a624。左が柏木、右が夕霧。国宝・源氏物語絵巻・竹河(たけかわ)I ・Ⅱの絵の元になる・自筆「源氏物語」竹河の原文・二人の天皇の求愛物語11-B。
「近衛基熙の肖像」「後西院天皇主賓の茶会の記録」
1番上の写真は、第103代後土御門天皇と曽祖父・大炊御門宗氏の系図(公家事典303頁)
2番目の写真は「額縁裏面」に表記されるラベル。●【宮川香斎(真葛香斎)】真葛焼 ≪菊桐之絵茶碗≫ 共箱 京焼・清水焼 茶道具 |「茶道具買取」《小川処堂》。2番目の写真は近衛基熙の肖像(陽明文庫・所蔵)
3番目の写真は、第107代後陽成天皇の曾孫・近衛基熙の天皇家・近衛家略系図
4番目の写真は、天皇家・近衛家略系図の出典(淡交テキスト「茶会記」に親しむ・7)平成29年7月淡交社・刊行
「人非木石皆有情」(人木石に非ざれば皆情けあり)の漢詩文の落款が押捺されている。〔楽布〕P21317 杉本泥牛作 茶碗 粉引き 茶道具 店。この漢詩は「白氏文集」に由来するものです。八の宮(桐壺天皇の皇子で朱雀天皇の皇太子)匂宮(今上天皇の皇子)と薫の君を歓待・自筆「源氏物語」椎本(しいがもと)原文/茶道10-B。
つまり、原文の内容に関する漢詩の落款を押捺しているのは、茶会における床の間の「掛け軸」(かけじく)を拝見(はいけん)の際に、茶会を主催する亭主が、客に「最高のごちそう」を振る舞うために披露したものです。茶道具 茶碗 佐渡国金銀山 無名異陶器 細野玉堂 共箱 共布 栞 骨董 手作美品。茶会の際に落款に記された由来を知った客が広くそのことを社会に広めたために結果的に、多くの茶会に開催される「最高のごちそう」として原文に関係する漢詩の落款を付したものです。茶道具! 桜谷 ☆金彩日の出鶴抹茶碗☆ TYH477 新品 木箱入 京焼 建水 蓋置 ギフト。「落款」の漢詩の由来を待合において説明する際に、長い時間を要し、茶会における貴重な時間であったと推定されております。30637/○鈴木常楽 黒茶碗 共箱 抹茶碗 茶道具。
出品している書の「断層(MRI)写真」の原板は、レントゲン写真と同じ新聞の半分ほどの大きさのフィルムです。【千寿】鬼丸碧山 高取 四方皿 g81◆共箱/茶道具/古美術/時代品/0000。肉眼では見ることのできない和紙の繊維の一本一本のミクロの世界を見ることができます。昭和ビンテージ 茶道具 京焼 在銘品 金彩色絵紅葉桜紋金縁茶碗 金彩色絵紅葉桜紋茶碗二客 抹茶茶碗 HTF502。日本国内では医療用以外には見ることのできない書の「断層(MRI)写真」です。木村盛和 論語文字入茶碗 共箱 Y370。
古切の書は、一旦表装を剥離し分析と鑑定検査のために「断層(MRI)写真撮影」をしております。30585/○清水正次 京焼 かけわけ茶碗 共箱 共布 抹茶碗 茶道具。撮影後、展示のために再表装をしております。【風車】京焼 小川欣二 造 本手伊羅保茶碗▲共箱 在銘▲茶碗 茶道具 瀬戸 抹茶碗。掛軸や屏風にすることが可能なように、「Removable Paste(再剥離用糊)」を使用しているため、自筆の書に影響をあたえずに、容易に「剥離」することができるような特殊な表装となっております。桐壺天皇の皇子・八の宮と中将の君との御子・浮舟(大君/中の君と異母姉妹)と薫の君、匂宮の恋物語・自筆「源氏物語」東屋の原文/茶道14-B。
国内における鑑定人は、自筆の筆者を識別するために、個々の文字ごとに字画線の交叉する位置や角度や位置など、組み合わせられた字画線間に見られる関係性によって、個人癖の特徴を見出して識別する方法、また個々の文字における、画線の長辺、湾曲度、直線性や断続の状態、点画の形態などに見られる筆跡の特徴によって識別する方法、そして、書の勢い、速さ、力加減、滑らかさ、などの筆勢によって識別する方法が一般的な手法です。桐壺天皇の皇子・八の宮と中将の君との御子・浮舟(大君/中の君と異母姉妹)と薫の君、匂宮の恋物語・自筆「源氏物語」東屋の原文/茶道19-B。
一方、欧米では一般的には、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析をコンピューターの数値によって解析しております。【骨董・茶道具】★古い 楽焼★★黒楽茶碗 小ぶり ej004sb.。数値解析は、文字の筆順に従いX、Y座標を読み、そのX、Y座標をコンピューターへ入力後、コンピューターによって多変量解析を行うものです。杉田祥平(造) 清閑寺 金銀彩仁清松の図茶碗 茶道具 京焼 現代工芸 美品 a1552。解析の基準となるのが「ドーバート基準」で、アメリカでは日本国内の画像データを自動的に収集、自筆の分析に際し、数値データをコンピューターで自動的に解析し「極似」した画像データによって筆者を識別する研究が進んでおります。昭和期ビンテージ逸品 京焼 紅村窯 2代目林円山造 「人形紋茶茶」茶道具 昭和40年頃未使用品 THF503。
2・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)の自筆の特定について
自筆の筆者は、書体、書風から京都の公卿によって書かれたものであるはわかっていたが、昭和38年以来、筆者名は特定されていなかった。■黒楽 京焼 清水焼 茶道具 抹茶茶碗 共箱■。その後、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析と並行し、奥書の「宗」の字の下の文字が判読できずにいた。桐壺天皇の皇子で朱雀天皇の皇太子・八の宮邸・炎上、宮の姫君(大君と中の君)宇治に移住・自筆「源氏物語」橋姫の原文・茶道/茶道具11-B。それが、技術の進歩により「宗」の下の文字が「氏」と判読された結果、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)」であることが判明した。御室窯 仁清焼 京焼 茶碗 茶道 茶器 共箱 箱書き有。
「源氏物語」には、応永五年(1398)~応永十三年(1406)までの複数の年号の記載があることから、大炊御門宗氏が23歳から31歳までの間に書かれたものと推定されている。鈴木敏之 久古窯 大山焼 茶碗 共箱 茶道具。宗氏は、正二位・内大臣まで昇進したのち、応永28年(1421)47歳で没している。「未使用」 三代目・佐々木昭楽作 東陽坊 黒楽茶碗 化粧箱。
3・自筆「源氏物語」の旧・所蔵者の特定の経緯について
近衛基熙の旧・所蔵の特定は、「花押」の写真照合技術によるものです。近藤悠三(作)茶碗 共箱 茶道具 陶磁器 人間国宝 a1436。アメリカのコンピューターを用い、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析を、花押の照合に応用し、指紋の照合方法と同じ手法により99.9パーセントの確率で特定に至ったものです。珍品 初代眞清水蔵六(造)雲鶴茶碗 共箱 京焼 号 宗缶 高麗青磁 茶道具 美品 y1690。
4・近衛基熙(このえもとひろ)について
近衛基熙は、慶安元年(1648年)3月6日、近衛尚嗣(関白・左大臣)の長男として誕生。【風流庵】 『新品』 平安・佐々木 松楽作 ★ 飴釉 楽茶碗 桐共箱。母は後水尾天皇皇女女二宮。仁清 扇面茶碗 保存箱 Y375。実母は近衛家女房(瑤林院)。桐壺天皇の皇子・八の宮と中将の君との御子・浮舟(大君/中の君と異母姉妹)と薫の君、匂宮の恋物語・自筆「源氏物語」東屋の原文/茶道47-B。幼名は多治丸。茶道具! 如山 ☆仁清椿・抹茶碗☆ 木箱(紐) TAKAT113 京焼・清水焼 ギフト 新品。父、尚嗣が早世し、尚嗣と正室女二宮の間には男子がなかったため、後水尾上皇の命により、近衛家の外にあった基熙が迎えられて上皇の保護下で育てられた。黒楽茶碗 川崎和楽作95cfzb。承応3年(1654年)12月に元服して正五位下に叙せられ、左近衛権少将となる。昭和期ビンテージ品 京焼 松本為左視造 「窯変茶」茶道具 昭和40年頃未使用品 茶 直径13.5cm 高さ6.5cm THF503。以後、摂関家の当主として累進し、翌年明暦元年(1655年)従三位に上り公卿に列せられる。☆ 煎茶道具 平安 和田桐山 光琳梅月の図写 汲出茶碗 五客 (共箱共布) 京焼。明暦2年(1656年)に権中納言、万治元年(1658年)に権大納言となり、寛文4年(1664年)11月23日には後水尾上皇の皇女常子内親王を正室に賜った。吉向孝造(九世松月)窯変赤茶碗 吉向松月窯。寛文5年(1665年)6月、18歳で内大臣に任じられ、寛文11年(1671年)には右大臣、さらに延宝5年(1677年)に左大臣へ進み、長い時を経て元禄3年(1690年)1月に関白に昇進した。中の君(桐壺天皇の皇子・八の宮の姫君)、匂宮(今上天皇の皇子)の寵愛を受ける・自筆「源氏物語」総角(あげまき)の原文・茶道49-B。近衛基熙は、寛文5年(1665年)から晩年まで『基熈公記』で知られる日記を書いている
ツイッター「源氏物語の世界」も合わせてご覧ください。八の宮(桐壺天皇の皇子で朱雀天皇の皇太子)匂宮(今上天皇の皇子)と薫の君を歓待・自筆「源氏物語」椎本(しいがもと)原文/茶道13-B。
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