管理番号 |
新品 :96074274416
中古 :96074274416-1 |
メーカー | f2080aecad | 発売日 | 2025-05-23 02:29 | 定価 | 25000円 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
カテゴリ |
不昧公の正室・方子と娘・玉映の落款
閉じる「香煙引到楚香処」白氏文集の有名な漢詩
閉じる仙台藩医・木村寿禎の落款
閉じる原本の断層画像写真
閉じる琵琶を弾く匂宮と中の君(拡大/国宝)
閉じる匂宮の紅葉狩の舟下りを見る大君と中の君
閉じる左は薫の君、右は大君と中の君(総角の絵)
閉じる大君・中の君姉妹と匂宮(網代車・宇治)
自筆「源氏物語」の「総角(あげまき)」の巻は、禁裏(京都御所)において書かれたものです。F146 大皿 印判 染付 微塵唐草 径46.5㎝ 一尺五寸 皿 明治 大正 昭和 有田 伊万里 蔵出 古玩。
「総角の巻」の主人公は、源氏の君と女三の宮の皇子・薫の君と今上帝天皇と明石中宮の皇子・匂宮のきらびやかな恋物足りが描かれている
自筆「源氏物語」の筆者である「大炊御門宗氏(おおいのみかどむねうじ)」は、室町時代の第103代天皇である後土御門天皇(ごつちみかどてんのう)の曽祖父です。伊万里焼☆染付 そば猪口 東屋・山水文様☆江戸後期。
したがって、出品した自筆「源氏物語」は、天皇の曽祖父の貴重な自筆です。伊万里 染付 猪口 5個 [B31671] 高さ6cm 直径9cm 花柄 古美術 古玩。大炊御門宗氏の長男・信宗の娘が大炊御門信子(のぶこ)であり、信子は後花園天皇の寵愛を受け准后として御所に居住し、皇子を生み後に第103代後土御門天皇として即位し、信子は生母・皇太后となる。【開】江戸時代後期 古伊万里志田窯 染付山水楼閣文輪花七寸皿 十客 会食などで料理を揃えて SS1。現在の今上天皇と系譜がつながっている。fbka-E217mS 古伊万里 染付 朝顔の図 手塩皿。
関白・近衛基熙(このえ もとひろ)は、後水尾院(第108代後水尾天皇)の皇女・常子内親王と結婚。【H30119】明治~大正時代 伊万里 染付山水図 大型火鉢 55cm 観葉植物鉢カバー 植木鉢 メダカ鉢、金魚鉢、睡蓮鉢にも 瀬戸火鉢。二人の皇女・熙子(ひろこ)は、甲府藩主・徳川綱豊と結婚。古伊万里 染付 大蕎麦猪口 そば猪口 直径約9.5cm×高さ約7.5cm 10客 古民芸。綱豊は、のち第六代将軍・徳川家宣となり、熙子(ひろこ)は将軍家宣の正室となった。古伊万里・蛸唐草・中徳利・江戸から明治期。近衛基熙は、千利休の孫・千宗旦との茶会の交流(下記に掲示)で知られると同時に、第111代・後西院天皇や後水尾天皇を主賓に迎え茶会を開催。伊万里 のぞき10点まとめて 染付 猪口 煎茶碗 時代 N0.A7-1122。茶会の際、基熙が所蔵する藤原定家・自筆の「定家色紙」を持参した記録がある。大明成化年製 染付茶碗 20客 みみずく 伊万里 伊万里焼 染付 茶碗 湯のみ 箱付き 和風 食器 和食器 陶器 レトロ アンティーク【80e1150】。基熙は、他にも朝廷・幕府の間で茶会を何度も開催した記録が残っている。宇治の姉妹(桐壺天皇の皇子で朱雀天皇の皇太子・八の宮の姫君・大君と中の君)の物語・自筆「源氏物語」椎本(しいがもと)原文/茶道35-B。(資料の記録は下記に掲示)
出品した「源氏物語」は、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)」の自筆です。【 江戸・明治期 古伊万里 染付 徳利 共箱付 】伊万里 古徳利 骨董 古美術 花器 酒器 焼物 陶磁。
自筆「源氏物語」の書の特徴から高松宮系統と称されるものです。【古伊万里 花蝶図 湯呑 皿 時代 骨董 ①】。「源氏物語」には、応永五年(1398)~応永十三年(1406)までの複数の年号の記載があることから、少なくとも応永五年から8年間にわたり書かれていることがわかる。【深川製磁[薄墨白牡丹・花生・淡釉光彩](平形花瓶)】(2)。このため後醍醐天皇の宸翰(しんかん・天皇自筆)にかなり近い年代に書かれていることがわかる。【聚寶堂】希少! 明治期 径約37.8㎝ 古伊万里吹墨印判手富士山図 大皿 染付。また、各巻ごとの書かれた年については不明。【十三】 古伊万里染付九寸輪花深皿 検索用語→B0219藍九谷鍋島懐石料理江戸。従って、応永五年とは、書き始めの年である。「藍」古伊万里 色絵丸紋尽徳利 花器 江戸後期 中型 全高20cm直径14cm ホツ・ニュー無。また、落款から、後年、近衛基熙(1648~1722)の所蔵となり、時代が下って、松平不昧公の手にわたり、正室・方子の所蔵となったものである。■有田 基泉窯 染付蔦唐草紋 四方皿 大皿 37㎝ 皿鉢料理 飾り皿 古美術 茶道具■。近衛家で永く保存されておりましたので、保存状態は極めて良好です。古伊万里 染付 猪口 5個 [B31396] 高さ5.5cm 直径7cm 草花文 渦福 古玩 古美術。
大炊御門家は、平安時代末期摂政関白藤原師実の子経実・治暦4年(1068)~天承元年(1131)を祖として創立された。古い蓋付茶碗まとめて5客 冨貴長春 染付 蓋物 古伊万里 時代。大炊御門北に邸宅があったため「大炊御門(おおいみかど)」を称する。★古伊万里★八角皿★肥山★◯瀬製?★染付★青華★山水図★32×32★和皿★飾り皿★絵皿★工芸★時代物★アンティーク★古美術★。初代、経実の子経宗は平治の乱で平清盛方の勝利に貢献。伊万里犬染付鉢 大小二個 Y316。また、二条天皇の外戚として勢威をふるい、左大臣に昇った。古伊万里、大皿、たこ唐草模様、山水画、直径45センチ。出品した「源氏物語」の筆者・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)は、大炊御門家13代の当主で南北朝時代から室町時代前期の公卿。アンティーク 古伊万里 そば猪口 若松文江戸中期 SB1110。応永5年(1398年)に従三位となり公卿に列する。伊万里恵比寿染付皿 Y331。備前権守、参議、権中納言、権大納言などを歴任し、応永27年(1420年)に内大臣に昇任した。希少品 古伊万里 蕎麦猪口 山水図 4点セット。
旧・所蔵者の近衛基煕は、「源氏物語」に造詣が深く、「源氏物語」の注釈書『一簣抄』(いっきしょう)を著(あらわ)しております。2-115】作家物 古い 有田焼 伊万里焼 染付 火鉢 家山水 金魚鉢 メダカ鉢。炊御門宗氏・自筆「源氏物語」は、近衛基熙が研究のために収集し、のちに出雲松平家に伝わり、松平治郷の正室・方子が鑑賞していたものです。伊万里 染付 猪口 5個 [B31482] 高さ6cm 直径8.5cm たこ唐草 古美術 古玩。近衛基熙が所蔵する自筆・「源氏物語」の中で、最も美しく繊細な筆致で記された平安時代の文字に最も近いとされております。骨董品 一輪挿し 染付 古伊万里 蛸唐草 神器 アンティーク。数ある自筆「源氏物語」の中で、第一級品と称される貴重な自筆です。江戸幕末期 古伊万里 木製皿立て付 「染付松竹梅吉祥紋大皿 」 直径46cm 高さ6cm 皿立て 幅27cm 奥行き20cm 高さ26cm YKS505。
出品した「源氏物語」は総角(あげまき)の内容の要旨
『源氏物語』五十四帖の巻名のひとつ。古伊万里 伊万里 大皿 中皿 染付 タコ たこ 唐草 蛸唐草文 江戸時代 後期 明治 鍋島 古九谷 初期伊万里 李朝頃 肥前 有田 裏書き 珍品 美品。総角の巻は、源氏の君と女三の御子、薫の君と今上天皇の皇子・匂宮の恋物語を描いております。古伊万里 伊万里焼 染付芙蓉手花紋茶碗 5客揃え 飯碗 茶盆 有田焼 コレクター収蔵品! 直径10cm 高さ4.5cm。大君と中の君の姉妹は、朱雀院(前朱雀天皇)の弟・八の宮を父とする。伊万里染付徳利 Y660。八の宮のなきあと宇治にこもる大君と中の君の姉妹のうち、大君との結婚を望む薫の君(母は、前朱雀天皇の皇女・女三の宮)は老女房の弁たちの手引きで大君の寝所に入るが大君は気配に気づき隠れてしまう。■古い 伊万里 青磁 鉢 花草文 輪花 染付 覗■。大君の意思を知った薫の君は中の君を匂宮(今上天皇と明石中宮の皇子)に紹介し結婚させようと考え、九月のある夜ひそかに匂宮を宇治に案内し、中の君と逢わせてしまう。【 江戸・明治期 古伊万里 染付 大皿 唐木の皿立て付 】古美術 花柄 伊万里 焼物 骨董。しかし、母后・明石中宮に反対され、その後は身分柄思うように宇治を訪問することができない。古伊万里 染付 雲龍・花文大鉢 幅:30.5cm 渦福銘 江戸中期/22L072。大君と結ばれぬまま終わった薫は深い悲嘆に沈む。【真作保証】 15代 平戸松山 (中里勝歳) 自作 作詞家 阿久悠 文 平戸唐子絵御皿 稀少作品 県無形文化財 三川内焼 兵庫県 長崎県 佐世保市。一方、薫の君の悲しみを人伝てに聞いた明石中宮は、「ここまで想われる女人の妹姫なら、匂宮が通うのも無理はない」と思い直し、匂宮に「二条院へ妻として迎えても良い」と認めた。古伊万里 伊万里焼 染付花紋湯呑 4客揃え 煎茶碗 有田焼 くらわんか 骨董 古陶 コレクター収蔵品 直径5cm 高さ5.5cm。匂宮は、中の君を京の二条院に引き取る決意をする。★江戸末期!古伊万里 染付 鉢/なます皿5客/食器!八方格子寿字紋!直径 約13.5㎝!★管理番号8。
原本自筆上部に「香煙引到楚香処」(香煙引き到る、楚香の処)という漢詩文の落款が押捺されている。大化年製 古伊万里 染付 七福神 向付。この漢詩は「白楽天」のうち「李夫人(りふじん)」の中の有名な一節である。古伊万里 微塵唐草文 大徳利 智。この漢詩は、「反魂香(はんごんこう)」としても広く知られている。【睦】古伊万里 江戸期 蕎麦猪口 染付 そばチョコ 山水図 4個 覗き■。前漢の武帝王が美しい李夫人の死をいたみ「反魂香」を九華帳(漢王の寝室にかける,幾重もの花模様のついた,美しいとばり)の中で香を焚くと、美しい夫人の魂が煙に導かれ魂を呼び返してその姿を煙の中に夫人の姿が現われる。【開】江戸時代後期 古伊万里染付竹林賢人文蓋茶碗 四客 太明年製・大明年製款銘あり F12。紫式部が「総角」を書くに際し、「白楽天」の漢詩を読み理解したうえで、「総角」の中の「大君が父君の八の宮を呼ぶべき煙がほしい」という意味から原文の中で、「人の煙にありけむ香の煙そ、いと得まほしくおほさるる」と書いていることから紫式部が「白楽天」のうち「李夫人(りふじん)」の「反魂香(はんごんこう)」の漢詩に共鳴していることがよくわかる。火鉢 ひょうたん柄 ◆ 径 約 38㎝ ◆ 鉢カバー 金魚鉢 陶器 骨董。詳細な理由は下記説明欄に記載
(自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。北斎意 平戸焼 東海道五十三次図皿 13「沼津」古陶磁器 懐石 歌川広重 三河内 z1284k。)
大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」近衛基熙・旧蔵の来歴については下記「説明欄」に記載
《「源氏物語」総角(あげまき)の巻》
「総角」の巻は英文で「Trefoil Knots」と表記されます。図替わり印判 六寸皿 染付 オランダ風景文様 五枚 風車・人物・帆船 図替わり印判 大日本 生活骨董 骨董 アンティーク。
《自筆上部の「香煙引到楚香処」(香煙引き到る、楚香の処)という漢詩文の落款が押捺されている。【 恵 #0320 】古伊万里 染付 縁に厚みのある 大鉢 3点揃検:鉢/飾り鉢/伊万里。この漢詩は「白楽天」のうち「李夫人(りふじん)」の中の一節です。【骨董・茶道具】★古い 伊万里焼 古伊万里★★染付山水文長皿 5客 dq011xb. 和食器。この漢詩は、「反魂香(はんごんこう)」としても広く知られている「白氏文集」の中の有名一節です。鍋島焼 松文 酒次 徳利 酒器 箱付。》
(自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。【A30406】古伊万里 染付 山水風景図 特大 皿 大皿 飾り皿 箱無し 直径46cm ※皿立て付き。)
「自筆原本」
自筆右下の印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室・方子と娘・幾千姫(玉映)の落款。伊万里竹染付鉢 Y317。
自筆上部の「香煙引到楚香処」(香煙引き到る、楚香の処)という漢詩文の落款が押捺されている。古伊万里 江戸時代中期 微塵唐草紋様 染付 そば猪口6客揃 希少 輪花縁 成化年製銘。
この漢詩は「白楽天」のうち「李夫人(りふじん)」の中の有名な一節です。*華**【即決】古伊万里/染付鶴文大皿/江戸時代(尺七寸尺八寸夫婦岩朝日吉祥文様民芸生活骨董食器古美術H938。
《原本中の凹凸はストロボの影響によるものです。【開】江戸時代後期 古伊万里染付松に帆掛舟文蕎麦猪口 そば猪口 K14。》
自筆下部の印は出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)の落款(印譜)
自筆が「古切」とされたのは江戸時代。☆美品☆ 有田焼 京笹 小鉢揃 光玉作 小鉢5個 5客揃 共箱 染付 小皿 陶磁器 陶器。古切に至る詳細な経緯は下記「希少価値欄」に記載
(1)・自筆の「原文の読み下し文」は次の通りです。伊万里 染付 向付 5個 [B31558] 高さ6cm 直径9.5cm 唐草に花 古美術 古玩。
《「源氏物語」総角(あげまき)の巻》
《「香煙引到楚香処」(香煙引き到る、楚香の処)という漢詩文の落款が押捺されている。伊万里山水染付大皿 Y679。この漢詩は「白楽天」のうち「李夫人(りふじん)」の中の有名な一節で「白氏文集」に由来するものです。初期伊万里 花図 染付 1客 (2019712)。》
《物へた(隔)てゝ》・・・・きこえたまふ。桐壺天皇の皇子・八の宮と中将の君との御子・浮舟(大君/中の君と異母姉妹)と薫の君、匂宮の恋物語・自筆「源氏物語」東屋の原文/茶道20-B。ち(千)ゝの
社をひきかけて、行く先長きことを、ちきり聞え給ふも、
「いかて、かく、口馴れ給ひけむ」と、心憂けれと、
よそにて、つれなき程のうとましさよりは、あはれに、
人の心も、たをやきぬへき御さまを、「一方にも、え疎み
果つましかりけり」と、たゝ、つくつくと聞きて、」
來しかたを思ひ出つるもはかなきを行く末かけて何頼むらんと、
ほのかにの給ふ。古伊万里焼き、皿、古いお皿、貴重、お宝、楕円形、骨董。中々、いふせう、心もとなし。古伊万里 染付 くらわんか皿 6枚 [B32170] 高さ4cm 直径14.5cm 橘 竹垣 古玩 古美術。
「ゆくすゑをみちか(短)きもの(物)とおも(思)ひなは
め(目)のまへ(前)にたに・・・・《そむかさらなん》
(文責・出品者)
「原文の読み下し文」は、読みやすいように「通行訳」としております。伊万里 染付 火鉢 [B31582] 高さ30cm 直径39cm 古美術 古玩。
《「源氏物語」総角(あげまき)の巻》
《桐壺天皇の皇子・八の宮の御子・大君と中の君と薫の君、匂宮の恋物語》
《薫の君、宇治の大君(桐壺天皇の皇子・八の宮の姫君)の邸を訪ねる》
《雪の降る深夜、匂宮(今上天皇の皇子)宇治山荘を訪問に屏風越しに中の君と対面》
《宮(匂宮・今上天皇の皇子)はひどくお嘆きになりながら、その日をお暮しになる。【波】古伊万里染付松竹梅文大皿。
夜になるとあたりの様子は一段と吹きつのる風の音ばかりである。■肥前有田 辻製 染付 金彩 唐子紋 花瓶 花器 花生け 壺 古美術 茶道具■。
宮(匂宮・今上天皇の皇子)がご自分のせいとはいえ、ため息をつきながら横になって
いらっしゃるのもさすがにおいたわしくて、女君(桐壺天皇の皇子・八の宮の姫宮・中の君)は
いつものように物を隔てて、宮(匂宮・今上天皇の皇子)に》・・・・お話し申される。伊万里 染付 なます皿 7枚 [B31344] 高さ5cm 直径14.5cm 海辺に帆掛舟 成化年製 古美術 古玩。宮(匂宮・今上天皇の皇子)が、
(桐壺天皇の皇子・八の宮の姫宮・中の君)「宮(匂宮・今上天皇の皇子)と千々(ちぢ)の社(やしろ)の
神々に誓って末長く変らぬ仲をお約束なさるにつけても、
どうしてこうもお口が上手でいらっしゃったのだろう」
と、女君(桐壺天皇の皇子・八の宮の姫宮・中の君)は、いやな気がするけれども、
宮(匂宮・今上天皇の皇子)に薄情にされているときのにくらしさに比べると、
しみじみといとしい思いになって、女の気持もとろかしてしまいそうな
宮(匂宮・今上天皇の皇子)の御人となりを一途(いちず)にふりきってしまえるものではなかったのだと、
宮(匂宮・今上天皇の皇子)のお言葉をただぼんやりお聞きになっている。古伊万里 染付 鵜が海岸に降りたつ図 38cm 大鉢 智。
(桐壺天皇の皇子・八の宮の姫宮・中の君)「来(き)し方(かた)を……(今までのつれない
お仕打ちを思い出すにつけても頼りない気がいたしますのに、
行く末のことまで何をあてにせよとおっしゃるのでしょうか)」
と、女君(桐壺天皇の皇子・八の宮の姫宮・中の君)は、小声でおっしゃる。【 江戸期 古伊万利 青磁 染付 六角皿 】伊万里 骨董 皿 飾皿 額皿 酉 鳥 花 古美術 和食器。
なまじのご返事にかえって宮(匂宮・今上天皇の皇子)は胸がつまり、もどかしくお思いになる。伊万里 染付 中皿 5枚 [B31367] 高さ3cm 直径17cm 海辺の舟 古美術 古玩。
(匂宮・今上天皇の皇子)「行く末を……(行く末をはかないものとお思いなのでしたら、
せめてただ今のところだけでも、・・・・・《この私をお見捨てにならないでいただきたいのです)
何事も、ほんとにこうしてまたたく間のはかない人生なのですから、
罪の深くなるようなことをお考えになりませんように」》
現代語訳の出典・「源氏物語」小学館刊・阿部秋生・東大名誉教授(1999年没)
備考・出品した自筆は、大炊御門宗氏・自筆で近衛基熙の旧・所蔵になるものです。伊万里焼染付唐獅子牡丹大皿 No.137。
《Trefoil Knots (総角)》
英語訳文(英文)の出典:『The Tale of Genji』
Edward George Seidensticker(エドワード・ジョージ・サイデンステッカー)コロンビア大学教授(2007年没)
She finally relented and spoke to him, though still through curtains.
Calling upon the thousand gods to be his witnesses,
he promised that he would be at her side forever.
She was not greatly comforted―a most remarkable glibness, she thought.
But though his thoughtlessness over the weeks might have
seemed too much to excuse, he was with her now, and irresistible.
Her bitter resolutions wavering, she said in a whisper:
"Unsure has been the road over which I look back.
What can I know of the road that lies ahead?"
It was not a very inviting or reassuring sort of poem.
"The road ahead must needs be short, you tell me?
Then let us presume upon it while we may.
Life is fleeting, you know, and so is everything in it.
《総角》
二女公子便又隔着屏障和他晤。fbko-E416mS 伊万里 瀬戸 染付 印判 鳳凰に麒麟の図 油壷。匂王向佛菩咒起誓,
保永不初心。【政】31970 伊万里染付中皿 6枚 山水 有田 骨董。二女公子想:“他怎会口出一大套来?”
反而得。古伊万里 染付ころ茶碗 生掛け 江戸中期/22i050。但此心情,和恨有所不同。古伊万里 染付 線描菊文大そば猪口5客 幅:8.5cm 江戸後期/22k075。
看到匂王那可怜的模,心自然,不能漠然地不他了。古伊万里 染め付け 唐子図 大皿。
茫茫然地听了一会,地念一首:
“回思往昔都无信,将来怎可凭!”
匂王反而悲填胸了,答道:
“但念将来日短,・・・・《目前不背心。古伊万里 祥瑞手 二重広台 四つ足 大鉢 鶴図 牡丹図 江戸期 祥瑞模様 深鉢。》
中国訳文の出典:『源氏物語(Yunsh wy)』
豊子愷(ほうしがい)中国最初の「源氏物語」翻訳者(文化大革命で没)
注記・中国語の文字の一部がシステムの関係で反映されない場合があります。伊万里牡丹文染付皿 Y333。この場合、落札後に正確な中国語の文字を記載した中国語訳文を交付いたします。古伊万里 古平戸 希少品 染付平皿3枚 辰砂縁 幅:15.5cm 江戸時代/23d047。
左の写真2枚が「源氏物語」総角の巻の末尾(原本番号88-B)右面と左面の押印。古伊万里 楼閣山水図 小皿 5枚 径10.5㎝ 有田焼 懐石道具 古陶磁器 陶磁器 鑑賞陶磁器 伊万里 z3495n。
写真一番左下の角印が仙台藩の家紋印(竹に雀)
家紋印の上の2つの印は仙台藩主第五代藩主・伊達吉村の正室(冬姫)。宇治の姉妹(桐壺天皇の皇子で朱雀天皇の皇太子・八の宮の姫君・大君と中の君)の物語・自筆「源氏物語」椎本(しいがもと)原文/茶道32-B。冬姫は内大臣・通誠の養女。伊万里山水染付皿 五客 Y326。
冬姫は通称。伊万里八角染付鉢 Y312。正式な名は伊達貞子。【和】(6159) 時代古作 江戸 古伊万里 染付山水風景文皿 五枚揃。左端の写真は「総角の巻」末尾の拡大写真。R-062917 江戸 伊万里 色絵 染付 龍・鳳凰の図 二重角福 渦福 変形皿(和食器)(R-062917)。
左上の篆書体は、「香煙引到楚香処」(香煙引き到る、楚香の処)の押印。★華心★ CEs-C746mS 古伊万里 染付 墨弾き 瓜の図 膾皿 5客。
篆書体の下の二つの印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)と娘・玉映の落款
写真左から2枚目上の2つの印は仙台藩医・木村寿禎の落款
右端の写真上は仙台藩主(伊達家)正室一覧表の表紙。【 恵 #0161 】 古伊万里 時代物 染付 松竹鶴文 皿 上手 検:太明或化年製/唐草文/飾り皿/変り皿/古伊万里。表紙の下は一覧の拡大写真(仙台市立博物館・刊行)
(奥書は、令和2年11月29日に蔵の中の桐箱から発見されたものです。【開】江戸時代中期 古伊万里染付山水楼閣人物広東形向付 蕎麦猪口 口縁は稜花形 吹墨による紗綾模様の秀逸作! K20。)
(出品した自筆の「断層画像写真」(総角の巻)MRI 47―85B
自筆下二つの印のうち下は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)」、上は娘の幾千姫(玉映)の落款
「源氏物語」「総角の巻」主人公・総角の資料
下記写真は、国宝「源氏物語絵巻」の中に描かれる大君・中の君姉妹。28202 古伊万里 染付 みじんこ手 猪口 5個 【文】 古玩 古美術。
左側が琵琶と筝を奏でる大君・中の君姉妹、右が姉妹を覗き込む薫の君
「近衛基熙の肖像」「後西院天皇主賓の茶会の記録」
1番上の写真は、第103代後土御門天皇と曽祖父・大炊御門宗氏の系図(公家事典303頁)
2番目の写真は「額縁裏面」に表記されるラベル。【政】31844 古伊万里染付猪口 5個 みじんこ手 成化年製 有田 骨董。2番目の写真は近衛基熙の肖像(陽明文庫・所蔵)
3番目の写真は、第107代後陽成天皇の曾孫・近衛基熙の天皇家・近衛家略系図
4番目の写真は、天皇家・近衛家略系図の出典(淡交テキスト「茶会記」に親しむ・7)平成29年7月淡交社・刊行
源氏物語「総角」原本に記されております。古伊万里 染付 唐草文 菊図 31cm 大皿 江戸中期 avu-大02d1446。紫式部が「総角」を書くに際し、「白氏文集」の漢詩を熟読したうえで「源氏物語」の「総角の巻」を書いていることがわかります。【政】30911 伊万里染付なます皿 6枚 有田 骨董。この原詩の言葉の引用は、「総角の巻」に用いられていることで広くしられている。《源》《徳利シリーズ》(74)《明治期》伊万里 染付 牡丹図 三升特大徳利。紫式部がこの原詩に親しんでいたと推定されている。古伊万里 志田窯 染付 山水図 富貴長春 29cm 大皿 菓子器 江戸期 a-大02b85。
「香煙引到楚香処」(香煙引き到る、楚香の処)の漢詩文の落款が押捺されている。*青**【SALE】【即決】古伊万里/染付陽刻輪花向付/2客/傷あり/江戸時代(セット漢詩小鉢生活骨董食器古美術K275。この漢詩は「白氏文集」に由来するものです。時代物 昭和期 古伊万里 伊万里焼 染付松紋銚子 酒器 取手の風合いが時代を感じさせる! 幅20cm奥行き15cm高さ20cm ATN。
つまり、原文の内容に関する漢詩の落款を押捺しているのは、茶会における床の間の「掛け軸」(かけじく)を拝見(はいけん)の際に、茶会を主催する亭主が、客に「最高のごちそう」を振る舞うために披露したものです。★★鍋島焼 花瓶(銘 崋山)唐子図・中国美術仏教日本刀脇差短刀★★。茶会の際に落款に記された由来を知った客が広くそのことを社会に広めたために結果的に、多くの茶会に開催される「最高のごちそう」として原文に関係する漢詩の落款を付したものです。伊万里 染付 猪口 3個 [B29624] 市松文 古美術 古玩 骨董。「落款」の漢詩の由来を待合において説明する際に、長い時間を要し、茶会における貴重な時間であったと推定されております。【政】28322 伊万里染付地図徳利 骨董。
出品している書の「断層(MRI)写真」の原板は、レントゲン写真と同じ新聞の半分ほどの大きさのフィルムです。【政】30843 古伊万里染付蛸唐草猪口 5個 有田。肉眼では見ることのできない和紙の繊維の一本一本のミクロの世界を見ることができます。古伊万里 お皿 4枚セット 0301R1r。日本国内では医療用以外には見ることのできない書の「断層(MRI)写真」です。★華心★ CAy-C452mS 古伊万里 染付 人参に蝶の図 蓋茶碗 江戸期。
古切の書は、一旦表装を剥離し分析と鑑定検査のために「断層(MRI)写真撮影」をしております。b0620 変わった形の水注 花蝶団扇文 江戸期 古伊万里 染付 保管箱あり。撮影後、展示のために再表装をしております。伊万里 染付 なます皿 5枚 [B31880] 高さ4.5cm 直径15cm 線描き 柳に草花 古美術 古玩。掛軸や屏風にすることが可能なように、「Removable Paste(再剥離用糊)」を使用しているため、自筆の書に影響をあたえずに、容易に「剥離」することができるような特殊な表装となっております。古伊万里 染付 志田窯 生花絵38.5cm大鉢 智。
国内における鑑定人は、自筆の筆者を識別するために、個々の文字ごとに字画線の交叉する位置や角度や位置など、組み合わせられた字画線間に見られる関係性によって、個人癖の特徴を見出して識別する方法、また個々の文字における、画線の長辺、湾曲度、直線性や断続の状態、点画の形態などに見られる筆跡の特徴によって識別する方法、そして、書の勢い、速さ、力加減、滑らかさ、などの筆勢によって識別する方法が一般的な手法です。伊万里 染付 深鉢 1対 [B31314] 高さ7.5cm 直径18cm 海辺 帆掛舟 風景 線描き 古美術 古玩。
一方、欧米では一般的には、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析をコンピューターの数値によって解析しております。古伊万里 在銘 珍品 杯洗? 三つ丼? 染付 山水図。数値解析は、文字の筆順に従いX、Y座標を読み、そのX、Y座標をコンピューターへ入力後、コンピューターによって多変量解析を行うものです。そば猪口 染付 松竹梅 幾何学模様 古伊万里 江戸後期。解析の基準となるのが「ドーバート基準」で、アメリカでは日本国内の画像データを自動的に収集、自筆の分析に際し、数値データをコンピューターで自動的に解析し「極似」した画像データによって筆者を識別する研究が進んでおります。陶磁器製 手描草木文様獅子頭鼎脚深鉢 置物 床の間飾り 新築祝い 出自詳細不明品 箱説なし J12669。
2・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)の自筆の特定について
自筆の筆者は、書体、書風から京都の公卿によって書かれたものであるはわかっていたが、昭和38年以来、筆者名は特定されていなかった。*青**【SALE】【即決】古伊万里/染付梅に鶯文大鉢/明治時代(深鉢ベロ藍民芸生活骨董食器古美術K237。その後、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析と並行し、奥書の「宗」の字の下の文字が判読できずにいた。古伊万里 染付 花弁唐草文向付5客 そば猪口 江戸期/20c04。それが、技術の進歩により「宗」の下の文字が「氏」と判読された結果、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)」であることが判明した。【政】31262 古伊万里染付しゅんかん皿 4個 春寒 有田 骨董。
「源氏物語」には、応永五年(1398)~応永十三年(1406)までの複数の年号の記載があることから、大炊御門宗氏が23歳から31歳までの間に書かれたものと推定されている。★古伊万里★雲龍鳳凰文壺★染付★花瓶★壺★高さ約88cm★工芸★水瓶★時代物★インテリア★アンティーク★骨董★古美術★。宗氏は、正二位・内大臣まで昇進したのち、応永28年(1421)47歳で没している。28329 伊万里 染付 猪口 5個 【文】 寿文 古美術 古玩 骨董。
3・自筆「源氏物語」の旧・所蔵者の特定の経緯について
近衛基熙の旧・所蔵の特定は、「花押」の写真照合技術によるものです。R-062245 江戸期 古伊万里 大明成化年製 染付 山水文 丸文 3.6寸 約11㎝ 蓋付き茶碗3客セット(三寸六分、和食器、和皿)。アメリカのコンピューターを用い、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析を、花押の照合に応用し、指紋の照合方法と同じ手法により99.9パーセントの確率で特定に至ったものです。アンティーク 古伊万里 染め付け 蕎麦猪口 江戸後期。
4・近衛基熙(このえもとひろ)について
近衛基熙は、慶安元年(1648年)3月6日、近衛尚嗣(関白・左大臣)の長男として誕生。【日本六十余州図染付瓶】 古伊万里 鶴首 L1229E。母は後水尾天皇皇女女二宮。【H20519】伊万里焼 染付 大鉢 「直径33.5cmx高さ12cm」。実母は近衛家女房(瑤林院)。R-062085 幕末期 伊万里焼 染付 線描き 花唐草文 5寸 約15cm 深皿2枚セット(中皿、変形皿、和食器、和皿、五寸)。幼名は多治丸。古伊万里 染付金彩梅松文なます皿5客 幅:15.5cm 幕末~明治/22a047。父、尚嗣が早世し、尚嗣と正室女二宮の間には男子がなかったため、後水尾上皇の命により、近衛家の外にあった基熙が迎えられて上皇の保護下で育てられた。逸品■古い 伊万里 染付 富士に鷹 大皿 ベロ藍 骨董 古美術■。承応3年(1654年)12月に元服して正五位下に叙せられ、左近衛権少将となる。古伊万里 染付 大根・花鳥文大皿 幅:41cm 江戸後期/22f032。以後、摂関家の当主として累進し、翌年明暦元年(1655年)従三位に上り公卿に列せられる。◆伊万里◆山水家屋文様 明治年製 小皿 37客◆明治初期 木箱入。明暦2年(1656年)に権中納言、万治元年(1658年)に権大納言となり、寛文4年(1664年)11月23日には後水尾上皇の皇女常子内親王を正室に賜った。【政】31238 伊万里染付焼物皿 10枚 線描き 有田 骨董。寛文5年(1665年)6月、18歳で内大臣に任じられ、寛文11年(1671年)には右大臣、さらに延宝5年(1677年)に左大臣へ進み、長い時を経て元禄3年(1690年)1月に関白に昇進した。古伊万里 染付 猪口 4個 [B25510] 草原文 古玩 古美術。近衛基熙は、寛文5年(1665年)から晩年まで『基熈公記』で知られる日記を書いている
ツイッター「源氏物語の世界」も合わせてご覧ください。▲14Z377▲古伊万里染付山水風景図長方隅切輪花大皿/盛皿飾皿額皿。
不昧公 公卿 肉筆 保障 保証 真筆 真筆 親筆 古筆 本物保証 本物保障 室町 掛軸 掛け軸 自筆 天皇 茶道具 宗鑑 良寛 伝来 歌仙 極め 極札 極め札 鑑定